神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)及び神奈川福祉事業協会(同会長)は6月30日、組合遊技会館において社会貢献の一環として3団体に助成金寄贈式を行った。
寄贈団体は、社会福祉法人神奈川県共同募金会(並木裕之会長)、日本赤十字社神奈川県支部(部黒岩祐治支部長)、公益財団法人神奈川県新聞厚生文化事業団(並木裕之理事長)へ、それぞれ300万円を寄贈した。
伊坂理事長は、「私たちは昭和60年以来、県内の遊技業界が一体となって様々な社会貢献を継続してきました。近年、ファン離れによる厳しい経営の中、コロナ禍、予測できない社会・経済情勢となっています。そうした事から、本当に必要な物や県民の皆さんが心から喜んでいただける物を見極めて支援していこうと試行錯誤を繰り返しています」と述べ、6月末で今年度の社会貢献事業の総まとめの日となった事を報告し、「今後も良好な関係を継続しながら、私たちも福祉の灯を絶やさず頑張って参りたい」と挨拶した。
受贈団体を代表して、共同募金会ならび厚生文化事業団の並木会長・理事長は、コロナ禍により社会的に弱い立場の人々は大きなプレッシャーにおかれているが、30年以上にわたる共同募金会への助成(累計2億8100円)、障がいを持った子どもや家族を対象とした空の旅の企画(厚生文化事業団)への長年の協賛など助成の成果を報告し、「厳しい状況と思いますが、それにも関わらず3団体に対して継続的な支援をいただいている事に、改めて感謝申し上げます」と謝意を述べた。
神奈川県遊技場協同組合