神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)は5月24日、組合会議室において県内32児童養護施設に非接触型体温計とオゾン発生器を贈った。
昨年から続くコロナ禍により、様々な社会貢献活動が中止となり、今後もめどが立たない状況の中、組合では県内児童養護施設にコロナ禍で必需品は何かとアンケート調査を行い、非接触型体温計とオゾン発生器との希望が寄せられた事から、神奈川県共同募金会を通じて寄付するところとなった。非接触型体温計は、肌に触れる事なく多人数の検温が入室前等で速やかに確認でき、またオゾン発生器は、除菌効果のある「オゾン」物質を発生させる事により新型コロナの感染防止に役立つ。
贈呈式では、神奈川遊協と神奈川福祉事業協会を代表して伊坂理事長が、社会福祉法人神奈川県共同募金会の押川渉副会長に目録を贈った。非接触型体温計19台、オゾン発生器13台の寄贈先である唐池学園(鵜飼一晴理事長)、箱根恵明学園(田崎吾郎理事長)、成光学園(矢部雅文理事長)も出席し、謝意を述べた。
社会児童福祉施設協議会の会長を務める鵜飼理事長は、「コロナ禍の中、子どもたちは綺麗な空気の中で元気に遊べます」と謝辞を述べた。