神奈川遊協 子ども・子育て基金の支援に感謝状

神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)及び神奈川福祉事業協会(同会長)は7月30日、県庁第2応接室において、神奈川県子ども・子育て基金へ100万円の寄付に対する感謝状贈呈式を開催。小林昇副理事長(神奈川福祉事業協会理事)、佐藤信晶専務理事(福祉事業協会理事)が感謝状を受けた。

贈呈式において黒岩祐治知事、川名勝義局長(福祉子どもみらい局)、本間健志参事監、太田久美子部長(子どもみらい部)が出迎え、青少年の健全育成を図るため、行政と民間が一体となって社会環境の整備に取組んでいることの模範ともなっていると長年の協力に謝意を示した。

黒岩知事は、「子育て支援の取組みは13年余になる。当時子ども食堂の取組みなど初めて聞くようなところだった。それが年々必要性が増し、それは格差社会といわれるようになった中で、社会の歪によって、子どもたちに集中している。先日、高校を訪問した時、昼ごはん(弁当)を持たない(持てない)生徒がいて、みそ汁やちょっとした食べ物がある補助室という実態を見て、深刻化していることを実感しました」と述べて神奈川遊協の支援に感謝した。

子ども・子育て支援においては、「体験格差」の是正について注力しており、生活困窮世帯の子どもが、余暇(旅行やレジャー等)に接する機会を奪われ、大人になって親になり、その子どもたちに連鎖するのではないかとされている。今回の支援(寄付)は、そうした子どもたちにキャンプ体験、演劇(スポーツ等)鑑賞などの活動に使いたいとしている。

神奈川県遊技場協同組合