神奈川遊協 万引再犯防止の冊子制作支援に対し感謝状

神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)は12月22日、特定非営利活動法人全国万引犯罪防止機構(竹花豊理事長・略称/万防機構)から感謝状を受けた。

万防機構は、万引犯罪に関するナショナルセンターとしての機能を有するNPO法人として2005年6月に設立。警察及び関係機関の協力を得て万引防止の調査研究、建議・提言、啓発など諸活動を行っている。刑法犯認知件数で高い割合を占める万引犯罪は、お店の経営を圧迫する経済問題にとどまらず、青少年の健全な育成を阻害するばかりでなく、外国人や高齢者の万引が増える傾向にあり、今、大きな社会問題になっている。

今回、万防機構では、神奈川県において高齢者による万引の再犯防止を図る事を目的として、神奈川県保護司連合会(45保護司会、約1700名)、更生保護施設、全国スーパーマーケット協会傘下神奈川県内各社(17社511店舗)に配布する解説書及び冊子合計1万部を制作した。神奈川遊協は、その取り組みを支援するため12月10日、解説書及び冊子の制作費等40万円を寄付した。この度、その功労が高く評価され、感謝状を受けたもの。22日、万防機構・会議室において贈呈式が行われ、竹花理事長(元警察庁生活安全局長、元東京都副知事)より、伊坂理事長は感謝状を受けた。