一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構(宮田亮平代表理事・母体/全日遊連)は4月19日、全日遊連の理事会で、毎年調査集計している遊技業界(ホール店舗)の2021年の社会貢献・社会還元の調査結果を示した。
それによると、2021年・1年間の社会貢献の額は、11億3152万3150円(8346件)だった。前年比では、総額で9585万2166円増・427件減と厳しい業況ながら社会貢献への取組みを着実に積み上げている事を示した。総額内訳では、現金8億8351万9019円(3607件)、物品2億4800万4131円(4739件)となっている。
拠出別では、都府県方面遊協が26.4%、支部11.0%、ホール57.8%、AJOSC4.8%の比率。拠出配分割合では、社会福祉29.1%、地域貢献28.5%、青少年育成8.6%、災害救済6.9%、交通1.4%、防犯10.4%、暴排2.7%、学術・文化2.8%、その他9.8%の拠出となった。
その中、主要な物品として、福祉車両、防犯カメラ、車イス、AEDは堅実な寄贈数(購入費代金負担等)となっている。そして、ボランティア活動も旺盛な取り組みが続けられており、清掃ボランティア活動2568件、パトロール活動207件、献血活動142件、広報活動124件など、奉仕型に力が入れられた(88.1%)。また、新型コロナウイルス対応(寄付等)は87件だった。
なお、第17回社会貢献大賞についても報告され、社会貢献大賞の授与式は、7月21日に予定されている。