平和で住みよい社会づくりに貢献する事業への助成や社会貢献活動の顕彰を行う、全日本社会貢献団体機構(母体・全日遊連)は11月15日、山梨県甲府市にある「かいてらす(山梨県地場産業センター)大ホールにおいて、社会貢献フォーラムを開催。同機構と同じく主催を務めた山梨日日新聞社、山梨放送などが告知を行い、約300名が集まった。
『山梨の自然・まち・富士山〜まもって、いかして、トゥギャザーしよう!〜』をテーマに開催された今回のフォーラムは、ルー大柴氏をメインゲストとして迎えた。山梨の自然と人、そして世界遺産の富士山、これらすべてが山梨の宝。それらを守り、活かす社会貢献活動を紹介しながら、力を合わせ明日の山梨を作ろうと、様々に意見を出し合った。
第一部はルー大柴氏と古屋和雄氏(元NHKアナウンサー)が「社会貢献!エンジョイしながら自分磨き」と題して講演。2007年NHKみんなのうた「MOTTAINAI(もったいない)」をきっかけにマイ箸・マイバッグの使用。富士山樹海清掃、地域のゴミ拾い活動、公衆トイレ清 掃活動など、ルー大柴氏の活動が大きな活動につながった原動力を探った。
第二部はルー大柴氏に加わり、山梨県遊技業協同組合の西村成龍理事長、都留文科大学の渡辺豊博教授、山梨日日新聞社・山梨放送の小宮山良一氏がパネラーとなり、古屋氏のコーディネーターにフォーラムを行った。西村理事長は、県遊協が行う社会貢献活動の数々を紹介。富士山保全活動への支援や防犯カメラの設置に協力するなど、地域と密着した社会貢献活動を目指していることを紹介した。
ルー大柴氏は身の丈の社会貢献の可能性を力説した
西村理事長は、組合員挙げた社会貢献活動を紹介
一般市民多数がフォーラムに参加した
阿部理事長もフォーラムに参加した