玉越 大規模な消防訓練を実施

愛知県内でパチンコホールを展開する㈱玉越(本社/名古屋市守山区)は11月8日、同社中川店において大規模な消防訓練を実施。この取り組みは秋の防災週間(11月9日〜15日)に先駆けたもので、従業員や地域住民など100名近くが参加した。

訓練は、営業中の店内で火災が発生した想定で行われ、同社従業員で構成された自衛消防隊が来店客を避難誘導した後、到着した消防隊が逃げ遅れた要救助者をはしご車や消防ヘリで救出するという内容。訓練終了後には、訓練に参加した従業員や地域住民が起震車による地震の体験も行った。

同店は、今年7月に名古屋市より「地域防災協力事業所」の表示証を交付されており、災害発生時は避難場所として利用することが可能。東日本大震災以降、災害対策に関心が高まっている昨今、今回の総合消防訓練によって、従業員の防災意識はもちろん、地域住民の防災意識がより一層、高まった。