玉屋 新型コロナウイルスワクチンの職域接種を8月30日より開始

福岡県・佐賀県にパチンコホールを16店舗展開する(株)玉屋(本社/福岡市中央区)は8月23日、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を8月30日より開始する事を発表した。

対象者は同社と関連会社の従業員およびその同居家族の希望者の他、本社周辺地域の飲食店関係者、取引先企業に対してもワクチンの接種環境を提供し、約1000人の接種を予定。当初、7月下旬からの実施を予定していたが、職域接種へのワクチン供給の遅れからようやくの実施となった。

今回のワクチン接種は、医療法人社団誠仁会 夫婦石病院(福岡市南区・理事長/飯田武史)の協力により実施。職域での接種に関する政府方針の発表を受け、職域接種を検討する中で、中小企業にとってワクチンの打ち手の確保が課題だったが、日頃から地域医療の貢献に精力的に活動している同病院もワクチン接種で地域医療に貢献したい考えもあり、同社のこれまでの社会貢献活動を評価し、職域接種の実施に協力する運びとなった。

同社では、「今回の職域接種の実施により、従業員の感染予防と地域の安全対策、お客に安心して楽しんで頂ける環境づくりに繋げるとともに、感染拡大防止対策継続を徹底し、新型コロナウイルスの感染防止に努めてまいります」としている。

【実施概要】
・実施期間/8月30日(月)〜9月10日(金)、9月27日(月)〜10月8日(金) 平日18時〜20時を予定
・実施場所/玉屋本社ビル会議室(夫婦石病院の医療スタッフを中心に実施)
・接種予定人数/約1000人(1日あたり約100名を想定)
・使用ワクチン/政府から配布されるモデルナ社製ワクチン

【玉屋の社会貢献活動の一例】
・昨年4月の緊急事態宣言の発令時に、福岡県・佐賀県からの休業要請より早く店舗の休業を決定し、従業員、お客、地域の安全に努めた。
・マスクが不足した昨年4月に福岡県医師会に1万枚のマスクを寄付。
・福岡県赤十字血液センターからの協力依頼に対し献血バスを招致(2020年以降合計445名が参加)。