業界唯一の横断的組織・日遊協の会長職を歴代最長12年務め上げた深谷友尋氏は、平成27年度秋の褒章において「藍綬褒章」を受章した。これを記念した受章祝賀会が4月11日、目黒雅叙園(東京都目黒区)において関係者250余名が出席して、その栄誉を称えた。
発起人代表の庄司孝輝氏(日遊協・会長)をはじめ、深谷氏が日遊協会長時代の執行部、業界団体の各代表11名が名を連ね、業界挙げた慶びとした。そして平沢勝栄衆議院議員、井上幸彦理事長(日本盲導犬協会・第80代警視総監)、葉梨康弘衆議院議員、そして業界を代表して原田實氏(全日遊連・元理事長)が祝辞に駆けつけた。
今回の受章は、愛知県下での地域防犯活動への長年の活動に対しての功労を称えたもの。深谷氏は、「私は、家業のパチンコで、高校、大学と出させてもらった。そのパチンコに恩返しするのは、業界の健全化だと20代の時に誓ったところです。その第一歩が地域の防犯活動(防犯協会)に参加したのが始まりであり、その積み重ねが受章につながりました。私が誓った業界の健全化、安心安全な業界づくりに、多くの方々が協力してくださった賜物と思っています。これを通過点とし、これから次代を担っていく青少年のために、業界として新たな道づくりに私は取り組んでいきたい。業界がさらに社会に認知されるよう、私のこれからの使命としている」と謝意を述べた。