一般社団法人遊技産業健全化推進機構は9月1日、「遊技機性能調査」の結果について、ぱちんこ遊技機の一般入賞口の入賞状況を確認した調査結果の概要(8月)を発表した。
推進機構によると、全般的な状況としては、市場に設置してあるぱちんこ遊技機は、相変わらず「保通協試験時からはほど遠い状況で営業に供されている」と評価。ただし、今回の調査において、3333個の打ち出しで30個の入賞が確認された遊技機があり、また10個以上の入賞が確認された遊技機も7月の1台から3台に増加していること等から、一部の店舗においては、取扱説明書に近づける努力が行われていると思われる、と分析した。
【8月】
有効調査台数/全国22地区62店舗の102台
打ち出し球数/2071個〜3376個/平均2987個
一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数/34台(33.3%)
入賞が確認された台の一般入賞口への入賞球数/1個〜30個
その内訳/1~3個24台:4~6個4台:7~9個3台:10個以上3台
*遊技機性能調査の一般入賞口への入賞状況を確認する調査では、1台のぱちんこ遊技機において大当り等を挟まず、2000個以上の打ち出しが確認できた調査のみを有効としている。地区は都府県方面別。