1月29日〜30日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催の「第1回横浜 統合型リゾート産業展」の講演中にIR誘致反対を気負う人物が講演妨害を行った。こうした講演中に直接妨害の行動するのを見たのは弊誌では初めてであり、今後、エスカレートする蛮行がないよう、冷静な対応を求めたいので掲載する。
事態が起こったのは、午前11時30分から始まった講演。平原敏英副市長(横浜市)が登壇し、「横浜が進める統合型リゾート計画について」という基調講演で、講演が始まり、安心・安全への対策として「横浜市の新たな4つの取組」を説明していた11時45分過ぎ、突然、男性がヘルメットを着用し、そろそろと席から離れ、演壇に近づいた。すぐにスタッフが男性を制止しようとしたが、男性はニヤニヤしながら、聴衆側に振り返り、「カジノはいらない」(そう言っているような、最後列側からは聞き取れるかどうかの音量)と連呼していたようだった。一方、講演中の平原副市長は、目前の事態にも動ずることなく、講演を続けた。その後、スタッフに脇をかかえられ乱入者は退場したが、非常に姑息なやり方であり、多くの人に不安を感じさせる一幕だった。
講演がはじまった頃、白いヘルメットの人物は確認できない
スタッフの制止を振り切り、好き勝手な行動する人物