業界6団体 「高射幸性遊技機の取り扱いについての合意書」締結にともなう記者会見開催

パチンコ・パチスロ産業21世紀会傘下の6団体は10月2日、遊技会館において「高射幸性遊技機の取り扱いについての合意書」の締結にともなう記者会見を開催。会見には阿部理事長(全日遊連)と庄司会長(日遊協)が出席した。

ホール組織である全日遊連が、6月24日に自主規制「新基準に該当しない遊技機の取扱いについて」を決議したことに伴い、日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商の5団体が「高射幸性遊技機の取扱い」について特に協力して対応していくことに伴い、業界挙げて、連携してのめり込み問題対策として、取り組んでいくことを内外に発信した。なお21世紀会は、平成8年10月に発足し、現在、業界14団体が集まった任意団体。

高射幸性遊技機の取り扱いについての合意書

 全日本遊技事業協同組合連合会(以下「全日遊連」という。)、一般社団法人日本遊技関連事業協会(以下「日遊協」という。)、日本遊技機工業組合(以下「日工組」という。)、日本電動式遊技機工業協同組合(以下「日電協」という。)、全国遊技機商業協同組合連合会(以下「全商協」という。)、回胴式遊技機商業協同組合(以下「回胴遊商」という。)の6団体は、のめり込み問題対策として遊技機の射幸性を抑制するため高射幸性遊技機の取扱いについて、下記のとおり合意する。

1.日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商は、全日遊連の平成27年6月24日臨時全国理事会決議による自主規制「新基準に該当しない遊技機の取扱いについて(基本方針)」(別添)を支援する。

2.メーカー団体が特に高い射幸性を有すると区分した遊技機については、ホールはこれを優先的に撤去する。この場合において、各メーカーは、下取り等優遇措置を講じるものとする。

以上
平成27年9月30日