東日本遊技機商業協同組合(中村昌勇理事長)は1月10日、ヒルトン東京お台場において、新年祝賀会を開催。冒頭、令和6年能登半島地震で亡くなられた方に対し、1分間の黙とうがささげられた。
中村理事長は能登半島地震、飛行機事故など、年頭から不安な思いのスタートになったとし、「我々は、そうした不安な思いをされている被災地の方々に少しでも支援する姿勢で元気を送りたいと思います。業界においては、何とか新しい風を送り込み、メーカー様、ホール様頑張っています。私たちはその架け橋となって、後方支援していきたい」と挨拶した。
来賓では、井上幸彦理事長(日本盲導犬協会・遊技機取扱技能研修センター代表理事)、平沢勝栄衆議院議員、葉梨康弘衆議院議員、西村拓郎会長(日遊協)などの他、吉田秀彦氏(1992年バルセロナオリンピック柔道男子78kg級金メダリスト)、中村真衣氏(2000年シドニーオリンピック100m背泳ぎ銀メダリスト・400mメドレーリレー銅メダリスト)、武蔵丸光洋氏(武蔵川部屋師匠、第67代横綱)、牛島和彦氏(元プロ野球投手、元横浜ベイスターズ監督)、シニアプロゴルファーの各選手など各界から招き、来賓を代表して平沢議員、葉梨議員、西村会長が祝辞を述べた。井上理事長の乾杯発声により、懇親を深め、宴では、「ドスコイ、ドスコイ」の合いの手に合わせて相撲甚句(じんく)が披露されるなど、新年を寿いだ。
業界誌との新年懇談会において中村理事長は、今年の業況を見据え、後方支援を強調。地震による被災組合員があったこと、業界諸課題については、申請書類の簡素化(ペーパーレス化、標準化等への進捗)、2024年問題でどう協力できるのかの検討、遊技機入替・取扱い技能の研さん、2024年7月3日に1万円、5千円、千円の3券種が改刷する予定となっている中、新規ファンならびにファンが戻ってきてくれ、ホール営業の活性化が源泉であると、後方支援に全力を尽くしたいとした。