東日本遊技機商業協同組合(中村昌勇理事長)は3月27日、福島県南相馬市谷田部地区で行われた「第3回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」において、植樹活動を行った。東遊商では東日本大震災復興支援の一つとして、災害からいのちを守る森づくりとして活動を行っている公益財団法人 瓦礫を活かす森の長城プロジェクトに協賛しており、この度は社会貢献委員会メンバー5名が植樹に参加した。
森の長城プロジェクトは、被災地でたまった瓦礫を積み上げ、土を盛って小高い山を造成し、そこに成長が早い木々を植えることにより、「災害からいのちを守る森」を作る活動だ。谷田部地区一帯は、震災で発生した津波で大きな被害を受け、600名を超える尊い命が犠牲になった場所。昨年植えた苗木が1メートルを超えており、その成長を確認しつつ、新たに瓦礫で造成された山に参加した2000人で2万本のシイやタブなどの苗木を植樹した。
東遊商では、2013年に中村理事長ら役員と社会貢献委員会メンバーが宮城県岩沼市で行わた植樹祭に参加してから、継続的にボランティア活動に参加するようになり、南相馬市での参加も今年で2度目になる。昨年度は2度の植樹ボランティア以外にも、宮城県でのどんぐり拾い活動、また苗木ポットを製作する勉強会にも参加しており、植樹ボランティアを通じて被災地の復興支援活動として、継続した協力を行っている。