東日本遊技機商業協同組合(中村昌勇理事長)は11月20日、ホテル日航東京において平成25年度の中古機流通に関するオーナー・実務者向け研修会を開催。中古遊技機流通業務を取扱っている東遊商加盟組合員販社の代表者(オーナー)と遊技機の点検確認業務等を行わない書類作成実務担当者等340名が受講した。
冒頭、中村理事長は「最近は中古機を取引する中で詐欺行為の被害が我々組合員の中でも起きている。その中で我々が組合の中で中古流通をどのように守っていくか?という事を考えてきた中で、ネット売買サイトを全商協と回胴遊商が共同で立ち上げることとなり、合同で委員会を開いて審議している。以前のこうした研修会ではケアレスミスなどを皆さんに訴えてきた。ホールさんとの意思疎通をしっかり行って事故のない取引をお願いしたい」と挨拶。その後、研修会として東遊商機械流通委員会の増田裕之委員長(専務理事)と、佐々木勝司副委員長(常務理事)、佐久間隆智副委員長(理事)による講演が行われ、参加者は集中して受講した。
講義の終了後は、研修会の理解度を試す「効果測定テスト」と呼ばれる記述式の試験を行なった。終了後はテストの答え合わせを杉田浩樹副委員長(理事)が行い、設問について理解を深めた。最後に安藤享副理事長が研修総括を行い「安心して利用いただける中古機の提供のため、丁寧な仕事に取り組んでいただきたい」と抱負を述べた。