都内を中心として「UNO」「DUO」の店名でパチンコホール24店などを展開する東和産業(株)(本社/東京都港区)は、平成23年度省エネ大賞の省エネ事例部門で「資源エネルギー庁長官賞」を受賞した。
主催の(財)省エネルギーセンターは2月1日、東京ビックサイト・レセプションホール表彰式において、企業など優れた省エネ活動を表彰した。2月3日まで同東京ビックサイトにおいて、省エネルギー・節電事例発表大会を開催。受賞した東和産業は、2月2日午後に「総合サービス企業の節電における水平展開」と題して事例発表をおこなった。
発表では、昨夏の輪番休業への対応、「ぱちんこ節電宣言25%以上」という遊技業界が実施した節電にグループ挙げて率先。その取り組み成果をまとめた受賞内容。運用改善(省エネ意識の啓蒙)管理体制の整備、デマンド監視装置の導入などから、空調効率の向上、エアコン室外機噴霧散水装置の設置、空調機自動制御装置(BEMS)の導入、照明機器の効率向上、LED化、間引き・消灯などの可能な限りの対策を実施し、年間約13%節電(4月〜7月は前年比27.5%削減)、投資回収は約1.6年の成果をあげた。アミューズメント事業では前年比28.6%削減(ECOモデル3店舗)した。なお、今冬も引き続き省エネ活動を展開中。写真は、受賞式・発表会に臨んだ岸野誠人副社長CGO(最高環境責任者)。