東北遊商 広瀬川1万人プロジェクトに回胴遊商東北と共同参加

東北遊技機商業協同組合(髙橋一則理事長)は9月28日、「第36回広瀬川1万人プロジェクト河川・海岸一斉清掃」に回胴式遊技機商業協同組合の東北支部(鈴木正浩支部長)と合同参加した。

この取組みは、広瀬川の清流を保全し時代へ引き継いでいくための「広瀬川の清流を守る条例」50周年を記念した活動となった。広瀬川・名取川流域18会場が分担して、東北遊商(29名)&回胴遊商東北(26名)の有志55名は、閖上海岸地域を担当した。有志の多くは午前8時30分、JR仙台駅東口に集合、チャーターした大型バスに同乗して閖上海岸へと向かった。会場受付となっている閖上海岸ハマボウフウ保護区到着後、マイカーで参加した組合員と合流。組合事務局から軍手、大型ビニール袋、ステンレス製清掃トングなど清掃用品が渡され、活動場所の閖上海岸に移動した。

活動場所では、総勢275名の清掃参加者が集合して開会式が執り行われ、イベント実行委員会からの注意事項等説明を受け、それぞれ清掃作業に入った。担当場所が昨年より河川敷から海岸の砂浜になり、流木や所有物と思われる漁業網などの漂着物を除く、ペットボトルやビン・かん、一般廃棄物、たばこの吸い殻、ビニール袋、金属廃棄物などの回収に務めた。清掃作業は午前11時過ぎより閉会式が行われ終了した。

その後、両組合はJR仙台駅西口のイービーンズビアガーデン『Sour & Beer Garden』に再集合して食事会で懇親を深めた。清掃活動並びに食事会に参加者した組合員の従業員は、「初めて参加しました。暑かったけれど、皆さんの顔が笑顔だったことに、感激しました。私も笑顔の1日となったことに嬉しく思います」と述べた。事務職の従業員は、「電話でしか会話をしたことのない他社の社長さんと初めて対面できるなど、皆さん仕事中とは違う顔が観られ、参加してよかったと感じています」と述べた。また、父親と参加した高校生の息子さんは、「父とは、普段あまり会話することも少ないのですが、男同士2人だけで来てみて、なんとなく楽しかった。父と仕事関係の人たちとの会話を聞いていて、父の存在感を改めて感じました」など様々な感想が聴かれた。

東北遊商の社会貢献委員会・杉本信夫委員長は、「今年も2団体合同で清掃活動、食事会の懇親まで無事開催できたことに安堵しています。両団体にとっても、このプロジェクトへの参加は一大イベント。次回はさらに多くの方々に参加していただき、清々しい思い出作りをしていただきたいと願っています」と開催意義を述べていた。

東日本遊技機商業協同組合(東遊商)