東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は7月26日、遊技会館(東京都新宿区)において、7月定例理事会を開催した。遊べる遊技機の推進役のひとりである阿部理事長は、現行の遊技機の枠内で、より遊べる遊技機づくりのプロジェクトが始動していることを報告した。
冒頭、挨拶に立った阿部理事長は「参議院選挙が終わり、自民圧勝したところ。そうなると安定政権のもと、カジノ議論が活発になることが予想される。私たちの業界は、大衆娯楽としてきちっと国民の皆さんに訴えていくことも重要。今、現行の遊技機でお客様に遊んで頂けるようにする取り組みがひとつある。ホールに来やすい、遊び易い遊技機を取りそろえなければいけない。日工組、日遊協、全日遊連で、その協議を進めている。全日遊連からは、より遊技機に精通した組合員で今後臨む予定。その適任候補について広く協力をお願いしたい」と呼びかけた。
その後、理事会では決議事項5議案を原案通り承認。副理事長であった庄司孝輝氏が先般、日遊協会長に就任し、職務専念のため欠員が生じたところから、副理事長&第1ブロック長に井野雅敏氏、経営委員長&全日遊連・参与として小田精一氏などの人事もそれぞれ承認した。引き続き、総務(5項目)、経営(2項目)、事業(4項目)、機械対策(2項目)、青年部(3項目)など、各委員会報告を確認した。