東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は12月5日、東京・新宿区の遊技会館において、第25回フォーラム110を開催。第1部では、(株)ジーティネットによるゴト対策セミナー、第2部ではパネルディスカッション「どうなる!2015」とのテーマで(株)パチンコビレッジの村岡社長、コラムニストのPOKKA吉田、(有)ノブの石川氏によるディスカッションが行われた。
ゴト対策セミナーでは「末永い企業存続を目的とした『最新不正対策』と『コンプライアンス』」として、実際に行ったゴト行為について、メーカー、機種毎の発生の手口とそれに対処する為の方法などが解説された。また、コンプライアンスの点で、遊技機の不備や部品の欠損などに対応する若手スタッフに改めて不備イコール無承認変更で処罰される点を徹底教育するように再確認した。
ディスカッションでは今年のパチンコ・パチスロ販売状況などが数字と共に発表され、その数字に基づいた分析と来年の動向なども示された。選挙など政治的な動きによって、来年以降に風営法議連などが動き出してくる。カジノとの兼ね合いが微妙な時期になってしまう。また、規則改正による大きな改革によっては、この業界に新しい動きを見いだせるかもしれないなど、来年以降の展望なども語られた。