東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は11月26日、遊技会館(東京都新宿区)において11月定例理事会を開催。決議事項において、東京パチンコ通訳サービスを共同購買事業商社として決議した。
説明を行ったのは、サービス提供会社のプレインプレス(株)の下大薗豊社長。インバウンドのサービス事業として、24時間・365日対応の外国人の通訳サービスを提供している。ホールに訪れた外国人客の応接において、同社コールセンターを介して、その外国人客の聞きたい・したい内容などを的確に通訳するサービス。
来日外国人旅行者の多くが、パチンコホールに立ち寄った際、「遊び方がわからない」、「どういう遊びなのかわからない」という事がヒアリング調査でわかったという。ホールスタッフとのコミュニケーションが十分に伝わらず、よくわからないまま、そのまま出て行くというケースが増えているという。そうしたインバウンドの一環として提案した。
遊技場内、景品フロア等の場合でのやりとりを想定し、骨伝導(イヤホン)タイプの携帯電話のレンタルも可能として、言語シートを指差してもらい、その上で何を質問しているのかを解決するサービスとした。対応言語は、英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・ベトナム語。対応言語も増やしている段階という。
理事会は、報告事項連絡において23項目を審議。検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機に関する撤去要請、警察庁課長補佐の講話(余暇進)など、十分時間をとって説明を行った。また(株)A-gon社の昭和物語を別室に展示し、普及に努めていた。