東京遊協 八王子・高尾・南大沢組合が寄付

東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)の八王子、高尾、南大沢の3遊技場組合は12月8日、八王子市役所において福祉貢献の一助にと50万円を寄贈した。平成23年より毎年寄付を続けており、今回で12回目となった。

贈呈式は、市長応接室において開催され、3組合を代表して八王子組合の宮本英一組合長が社会福祉協議会の名誉会長を務める石森孝志八王子市長に目録を贈った。宮本組合長は、「長年続けてきた活動ですが、折からの店舗数の減少とコロナ禍による厳しさもあって、例年よりも助成額が減ってしまったことを大変申し訳なく思っています。それでも、今後も地域社会のためになる支援、活動は組合として続けていきたいと考えています」と挨拶。目録を受けた石森市長は、「業界環境が厳しい中、温かい善意の助成をいただきありがとうございます」と謝辞を述べた。

今回の寄付は令和5年度の「八王子・高尾・南大沢遊技場組合助成事業」の原資として活用される。令和3年度から5年度までの3年間は「元八マルシェ実行委員会」へ助成されており、小阪剛史実行委員長から活動報告を受けた。「元八マルシェ実行委員会」は、元八王子町地域において地域住民が集い交流できるイベント「元八マルシェ」(八王子城跡屋外模型広場)の開催を通じ、地域の活性化を図るとともに地域の高校とも連携し、生徒たちも参画することで青少年の健全育成に寄与している。

新型コロナウイルス感染症の影響により、2度の延期を余儀なくされていたが、今年度は念願の「第1回元八マルシェ」を7月2日・3日に開催、大盛況のうちに幕を閉じた。2023年春には、第2回の開催も予定されている。

東京都遊技業協同組合