東京・北沢組合 福祉車両51台目を寄贈

東京都遊技業協同組合の北沢遊技場組合(南栄二組合長)は3月21日、世田谷区役所・第1庁舎5階の庁議室において、福祉車両贈呈式を開催。これにより北沢組合は平成5年以来、区内の福祉施設に福祉車両を贈り続け、累計寄贈台数51台となった。

当日午後3時からの車両贈呈式では、北沢組合の組合員が出席し、南組合長が代表して、「平成5年からスタートした福祉車両の寄贈は、私どもの暴排活動が契機でした。地域の皆様にご迷惑をおかけしたのはもちろん、暴排が完遂できたのは地域の皆様のご協力があったればこそであり、地域にお返しを誓った。今回で24回、今後も続けたい」と挨拶し、保坂展人区長にレプリカキーを手渡した。北沢組合に感謝状を贈った保坂区長は、「毎年毎年、継続した福祉車両のご貢献に対して、感謝申し上げたい。南組合長様から、社会貢献として福祉車両の取り組みを今後も続けていくとの有り難い言葉に改めて感謝申し上げたい。これまでいただいた車両は、区内の福祉施設において今日も活躍している事と思います。世田谷の地域の福祉に大変役立っています。世田谷区の65才以上の高齢者人口は約2万5000人増え、18万人を超えました。身近な地域福祉の重要性は益々高まっている」と区民を代表して謝意を込めた。

この後、寄贈先の社会福祉法人寿心会(特別養護老人ホームフォーライフ桃郷)に福祉車両が贈られた。加賀里実施設長は、「大変高価なご寄付をいただき本当にありがとうございます。当施設のサービスを提供するために、福祉車両はなくてはならないものです」と述べた。

感謝状を贈る保坂区長(左)と南組合長

区役所内で寄贈車両を公開

関係者一同で記念写真