東京 東京金賞品システムの結束を決議で再確認

東京都遊技業協同組合(原田實理事長)は、1月26日に都内港区の明治記念館において新年理事会を開催。その中で暴力団排除対策及び適正な金賞品取扱いに関する決議を行った。決議事項は以下のとおり

1.
都遊協及び都遊連は、暴力団の再関与を許さないため、行政当局の指導のもとに導入された、東商流及びTUCの金賞品流通システムの金賞品を取扱うものとし、結束を堅持する。

2.
東商流及びTUCには、金賞品流通システムの適正かつ効率的な運用に努め、ホール店舗に対し、適法かつ安全な金賞品が廉価で将来的に安定的に供されるよう求める。

3.
上記のことについて、都遊連・健全化センターにより、暴力団排除対策の強化を図るとともに、金賞品の適正な取扱いが行われるよう活動を強化する。

東京都の金賞品システムは景品買取りにおける暴力団排除を目的に、行政の協力の元導入されたシステムで、ホール店舗、問屋組合の東商流とTUCショップで構成される「最も透明性の高いシステム」として機能してきたが、昨年いわゆる自家買い行為で検挙される店舗が発生したり、組合員の中に別の特殊景品システムを導入する店舗が現れるなどし、衝撃が走った。

特に別の特殊景品を導入する店舗が発生した件について、「暴力団の再関与に繋がる」として、都遊協は強い危機感を抱いており、今回の決議に繋がった。