日電協・回胴遊商 復興支援活動5年目は臨時災害放送局2局を支援

日本電動式遊技機工業協同組合(里見治理事長)と回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)は、東日本大震災の復旧復興に向けた5年目の取り組みとして「臨時災害放送局」2局への支援を行う。その支援皮切りとなる公開番組、『おだがいさまFM公開録音in春・おだがいさまセンター』は4月21日、若宮前仮設住宅内にある「おだがいさまセンター」(福島県郡山市富田町)において共同収録を行い、若宮前仮設住居者約50人が参加した。

番組は、ラジオ福島・山路美紗子アナウンサーが司会進行を務め、ゲストには、声優の森和美さん、お笑いコンビ・パチッコリン、民謡歌手の根本美希さんが出演した。最初に登場したのは、ラジオ福島の番組「おばあちゃんの昔話」で1万回以上も放送を続けている声優の森和美さん。福島県の方言を使って「夜ノ森の話」「富田の親孝行息子」「子安観音」の3題のほか、「屁たれ嫁っこ」で会場を笑いの渦に巻き込んだ。

続いて登場したのは、地元『みちのくボンバーズ笑劇場』の看板お笑いコンビ・パチッコリン。福島県内にテーマパークを作ろうというお笑いネタで大爆笑を誘った。民謡歌手の根本美希さんは、「相馬盆唄」「新相馬節」等の民謡はじめ「憧れのハワイ航路」「リンゴの唄」など懐かしの名曲メドレーを会場の人と一緒に歌うなど笑顔と元気を会場いっぱいに振りまいた。

また、この日は日電協・回胴遊商が任命しているPR大使・Sガールズの2名も参加、来場者にお茶のペットボトルを配るなど献身ぶりを発揮しながら番組にも出演した。二人は両団体の震災発生直後から合同で支援プロジェクトをスタートさせたことを伝えた。第一次義援金5億6000万円の拠出、移動式シャワーコンテナ、炊き出しから始まった数々の支援や交流活動の思い出について熱く語った。

Sガールの二人も日電協。回胴遊商の活動をPRした

歌手の根本さんは、参加者と一緒に懐メロを歌い会場を盛り上げた

日本電動式遊技機工業協同組合
回胴式遊技機商業協同組合