日本電動式遊技機工業協同組合(佐野慎一理事長)および回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)は6月24日、東京・文京区のホテル椿山荘東京プラザにおいて、「8月4日はパチスロの日」プレスミーティングを開催。PSアンバサダーの森下悠里さん、S-Girlsの多田あさみさん、橘花凛さんが登場した。
はじめに挨拶に立った日電協の佐野慎一理事長は「我々日電協と回胴遊商は、平成22年より8月4日はパチスロの日と定めて、パチスロを正しく知って貰う為の活動を展開してきました。23年には東日本大震災により中止しましたが、今年で5回目を迎えました。業界を取り巻く環境は非常に厳しく、最近ではIR法案が国会で審議され、その中でパチンコ遊技に対するのめり込み問題が取り上げられ、その背景として射幸性が高い営業によるヘビーユーザー化の進行などが指摘されています。我々はこうした情勢を踏まえ、まずはすぐに出来る事からという事で、のめり込み対策の宣伝や、闇スロ撲滅対策に取り組んでおります。業界は多くの課題があるが、適度な抑制は健全な営業にとって必要不可欠。生活に潤いを与え、楽しい娯楽として国民に受け入れられるよう業界関係者一丸となって問題解決に取り組んでいきたい」と語った。
続き、回胴遊商の伊豆正則理事長は「両組合が一丸となり、日本にしかないパチスロ文化を普及させ育てていこうという事でパチスロの日を制定してイベントをしております。今年も秋葉原で開催する事になっております。パチンコ・パチスロは日本独自の文化であり、カジノ問題が取りざたされていますが、この大衆文化であるパチスロの射幸性を適正に管理して大衆娯楽を目指していきたい」とした。
続いて業界健全化に向けた取り組みに関する報告に移り、闇スロ撲滅活動について回胴遊商の山崎副理事長が、のめり込み防止に関する活動について、日電協の明日の日電協を考える委員会の岩堀委員長がそれぞれ報告を行った。