日本電動式遊技機工業協同組合(兼次民喜理事長)が応援しているパラアスリート2名(生馬知季選手・中西麻耶選手)が9月13日、東京パラリンピックの報告のため、組合事務所を訪れた。
中西選手(T64 女子走幅跳び代表)は、2年前の世界選手権で初優勝し、「世界女王」の称号を持って臨んだ大舞台、自身4度目の挑戦は6位入賞だった。生馬選手(T54 男子100m代表)は、3輪の競技用の車いす「レーサー」を操る車いす陸上の選手だが、残念ながら予選敗退。日本が銅メダルを獲得したユニバーサルリレーでは、アンカーの第4走者として出場する可能性があったが、今回メンバーには選ばれなかった。
そして、和歌山県出身の生馬選手が競技に専念するため岡山へ移住、その指導者であり、3大会連続出場の実績を持つ松永仁志選手兼監督(ワールドアスリートクラブ)も同席した。3名からは、コロナ禍で1年延期のパラリンピックでの結果報告やエピソード、東アジア初開催となる神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会(8月26日〜9月4日)、2024年のパリ・パラリンピックへ向けての抱負など、意気込みが語られた。
日電協では2018年度より、パラ・スポーツへのサポートは重要な社会貢献の一環であると考え、2021年度まで継続的なパラ・スポーツへのサポートを実施している。