一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)東北支部(谷口久徳支部長)は9月30日、仙台市内のパレスへいあんにおいて、令和4年度支部総会並びに実務セミナーを開催。任期満了に伴う支部長改選において、谷口支部長の再選が決定した。
はじめに立った谷口支部長は、「3年も続いたコロナパンデミックがようやく収束しつつあると思ったら、ロシアによるウクライナ侵略などが続き、日本だけ経済成長から取り残されている状況の中、我が業界は参院選において木村候補を応援。残念ながらあと一歩というところで落選したが、業界が団結して10万票以上を集めることができたと思っています。店舗数、設置台数共に大幅に減少していく中で各団体がやるべきことを協力して推進していかねばならない」と語った。
来賓挨拶に立った西村会長は、「新規則の施行から店舗やファンの減少に拍車がかかった。スマート遊技機が11月にも市場に導入されるが、これによりファンの掘りおこし、新規ファンの開拓につながるものと大いに期待している。また、コロナ感染防止対策ガイドラインも見直していかねばならない」と述べた。
総会において、任期満了に伴う役員改選では、谷口支部長の再選が決定。また、実務セミナーに登壇した宮城県警本部の小野寺生活安全企画課長補佐は、①パチンコ・パチスロ依存防止対策の推進②中古機流通の適正な流通③廃棄遊技機の適正な処理について訓話した。
続き、パチンコフリーライターの栄華氏による「誰も伝えようとしないパチンコを伝えたい」とのテーマで、ホール側でもなく、エンドユーザー側でもない、独自の視点からみたパチンコという産業について講演を行い、パチンコホールの建物に焦点をあてて、昭和の時代に建築されたレトロなデザインを持つホールの記録を通して、業界にエールを贈る内容。その講演はzoomを通じて東京の会員企業にも配信された。