一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は9月13日、東京・中央区の三洋グループビルにおいて、平成30年度第2回目「女性活躍推進フォーラム」を開催し、協会加盟14社より女性正規社員19名が参加し、1カ月店長体験を試みた。
前回は、業務の優先順位を付ける力と問題解決の力を養い、生産性を高めていく上で大変重要な時間管理の意識を高めるため、「インバスケット思考〜究極の判断力を身につける!!〜」と題して実務講座だった。今回は、身近なテーマで投資と経費コントロール、利益の視点を学び、営業店で動くお金の流れを楽しみながら把握するため「1カ月店長体験セミナー〜人が動けば数字が動く〜」を受講した。立川美夏子講師(エンビズ総研)の指導のもと店長体験にチャレンジし、店長の役割、能力について今一度再認識した。
その後、店長シミュレーションでは、遊技台600台(P400台・S200台)、郊外店、通常稼動率50%の店舗を1カ月担当。営業施策としては新台入替、広告宣伝、追加人件費などを選択して、どういった営業ができるかを模索。各班ごと「稼動を上げる」、「黒字経営」、「最大利益」、「経費最小最高稼動」といった優先目標をそれぞれ掲げた発表となった。
同フォーラムは、女性活躍のテーマに絞り、学びと創造の場として平成27年度から開始。女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界にづくりの一環として人材育成委員会が企画開催している。会員企業の枠を超え女性社員通しが一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考えていく。今年度も東京4回、九州3回を開催している。