日遊協 共生の森「子ども自然塾」開催

(社)日本遊技関連事業協会(深谷友尋会長)は10月27日、共生の森「子ども自然塾」を開催した。これは、平成20年、日遊協・設立20周年記念事業の一環として埼玉県嵐山町で「共生の森」づくり10年計画がスタート、今回この整備の進んだ共生の森を会場とした自然体験に親子連れ79名(内、子ども41名)が参加した。

当日は、天候にも恵まれ、午前8時30分に国立女性教育会館(エヌック)に集合。共生の森へバスで移動し、開会式を行い、整備の進んだ共生の森で自然塾を開校した。参加者は、まず記念植樹を各自で行い、その後、「おもしろ発見ノート」と「子ども樹木ガイド」を持って、二ノ宮山展望台(標高131m)を目指して散策し各チェックポイントで樹木を観察。再びエヌックに戻り、子ども樹木博士検定にチャレンジした。昼食を挟んで、ぶんぶん竹とんぼ、鳥の巣箱づくりなど、森の工作教室に参加。全員参加のじゃんけん大会など、交流を深めた。最後に、子ども樹木博士の認定証を受け取り、思い出多い一日となっていた。

「共生の森」は、未来を担う子どもたちに身近な森づくりから自然の大切さを知ってもらうことを願って、日遊協が嵐山町大字花見台の町有地5.22ヘクタールを借り受け、5年かけて段階的に約1000本を植樹する。植樹後は毎年、間伐や下草刈りなどの手入れを続け、10年後には木立が整然として採光が行き届き、生き生きとした森を育て上げる計画。