娯楽産業 一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は10月25日、共生の森「子ども自然塾」を開催。これは、平成20年、日遊協・設立20周年記念事業の一環として埼玉県嵐山町で「共生の森」づくり10年計画がスタートし、今回この整備の進んだ共生の森を会場とした自然体験に親子連れ約80名が参加した。
当日は、雲一つない好天にも恵まれ、午前9時30分に嵐山町役場前に集合。共生の森へバスで移動し、開会式を行い、整備の進んだ共生の森で自然塾を開校した。参加者は、まず間伐体験で汗を流した。樹木の生育を促すための伐採体験であり、親子一組になりノコで伐採。伐採した樹木は、組み上げられ、カブトムシの巣(幼虫用)として利用することを学んでいた。その後、二ノ宮山展望台(標高131.8m)を目指して散策。ふもとの伊古の里・農家レストランで昼食、併設する農産物加工体験施設で、どんぐり細工、ぶんぶん竹とんぼ、鳥の巣箱づくりなど、森の工作教室に参加。全員参加のじゃんけん大会など、交流を深めた。夕刻、「また来年も参加してください」と町役場での閉会式で解散した。
「共生の森」は、未来を担う子どもたちに身近な森づくりから自然の大切さを知ってもらうことを願って、日遊協が嵐山町大字花見台の町有地5.22ヘクタールを借り受け、5年かけて段階的に約1000本を植樹した。「子ども自然塾」は、その里山再生の森を通じて、子どもたちに自然の大切さを知ってもらうことを願って日遊協が主催。埼玉県嵐山町、同県緑化推進機構、埼玉森林サポーターズクラブが協力し、2012年10月以来2回目となる。
【協賛企業】ピーアークHD(株)、日拓ホーム(株)、(株)愛和食品、キリンビバレッジ(株)、(株)東鵬、(有)平山商会、(株)エイチアンドエム、(株)三洋物産、(株)安田屋、(株)豊國物産
深谷相談役