日遊協 令和4年度第2回「女性活躍推進フォーラム」開催

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は10月21日、令和4年度第2回目となる女性活躍推進フォーラムをオンライン開催。会員ホール企業など30社から女性正社員58人が参加した。

前回、マーケティングセミナー「増客」をテーマとして、「集客から増客への思考転換について~『成果を出す』という考え方を学ぶ~」について受講していた。今回はその増客に向けた「問題解決」についてEBI((株)エンタテインメントビジネス総合研究所)の竹部裕樹講師が様々なアプローチの方法について実務面を解説した。

増客について「考える」にはどうすればよいのか、思考の手法、思考力の鍛え方の基本から、問題を理性で解決するためのロジック、さらには創造性を引き出すためのチェックリストなどを提示して、今回のテーマについてアプローチしてほしいとし、グループワークなどを通して、身近な問題にも取組んだ。第2部のグループディスカッションではブレークアウト機能を使用し、グループに分かれて協議。今回は用意された企画書のうち「提案議題」、「目的」、「背景(現状)」について話し合い、企画の輪郭を形作った。また、議事録を作成しフォーラムが設定したビジネス用SNSへアップし、メンバー間での情報共有を進めた。

各チーム名が発表され、「実りの森のなかまたち」「B.B.クィーンズ」「6℃(ロクドシー)」「ドリーミング・アップ」「イー・アップ・ガールズ」「ちむどんどん」「ユニコーン」「チーム・ハピネス」「地方爆発娘~クラッシュギャルズ」「J6(ジェイシックス)」となり、チームワークの士気を高めた。

同フォーラムは、女性活躍のテーマに絞り、学びと創造の場として平成27年度から開始。女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界づくりの一環として人材育成委員会が企画開催している。会員企業の枠を超え女性社員同士が一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考え、それを自社において広める側になれるよう養成している。令和2年度からコロナ禍という事で、Zoomにより開催している。令和4年度は過去最大の参加人員となっており、Zoomにより、全5回の開催を予定している。

女性活躍推進フォーラム