一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は12月21日、令和3年度第4回目となる女性活躍推進フォーラムをオンライン開催。会員ホール企業など19社から女性正社員31人が参加した。いよいよ来年2月の最終プレゼンテーションに向けて、内容をまとめるためディスカッションを進めた。
羽山雄介副委員長は、「各チームでテーマを決め、ビジネス用SNSで活発に利用して、意見をまとめているようですが、時間を有効に活用して下さい」と挨拶した。冒頭には、各チームのプチプレゼン(進捗報告など)を行った。「ワークライフバランスの環境支援(サポートメンバー制の取組み)」「見て聞いて知って働き方改革(ロールモデルを通した媒体、動画等による啓発)」「やりたいことができる楽しい職場づくり」「きらめく職場づくり(コミュケーションツールによる輪づくり)」「SDGsで業界を変える(ホールエコバックの開発)」「キャリアプラン・キャリアアップの学べる機会づくり」など。
その後、実務講座として、立川美夏子講師(写真・エンビズ総研(EBI))の指導のもと「プレゼンテーション〜提案力を高める〜」セミナーを受講した。①伝える技術②提案の準備③プラスワンテクニックについて解説。相手に自分の考えや主張をどう伝えるかという発表でのポイントを学んだ。「やるべきことが決まったならば、執念をもってとことんまで押し詰めよ。問題は能力の限界ではなく、執念の欠如である」(土光敏夫氏)という言葉を挙げて、各チームのプレゼンテーションにエールを送った。
同フォーラムは、女性活躍のテーマに絞り、学びと創造の場として平成27年度から開始。女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界づくりの一環として人材育成委員会が企画開催している。会員企業の枠を超え女性社員同士が一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考え、それを自社において広める側になれるよう養成している。令和2年度からコロナ禍という事で、Zoomにより開催している。オンラインということから意思疎通の促進のため、ビジネス用SNSを積極的な活用もしている。令和3年度もZoomにより、5回の開催を予定、令和4年2月24日に各社の派遣担当者も参加視聴して、提言成果を確認する。