一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は10月28日、令和3年度第2回目となる女性活躍推進フォーラムをオンライン開催。会員ホール企業など19社から女性正社員31人が参加した。
立川美夏子講師(写真・エンビズ総研(EBI))の指導のもと「ファシリテーション(議事進行)」セミナーを受講した。ファシリテーションを理解し、効率的な会議の進行に役立てるのが目的。女性活躍推進フォーラムの参加者がそれぞれチームをつくり、そのメンバーが協力し合って、最終第5回目にプレゼンテーションを行う。そのため参加者同士の理解や認識を確認したり、相互理解を深めるのがファシリテーションという取組み。参加者一人ひとりの考えや意見、アイデアなどを引き出しながら議論を深める。あるいは参加者同士の価値観の違いなどをコントロールするなど、協議のプロセスをサポートしたり、よりよい成果発表につなげられるよう話をまとめる役割を担うファシリテーターの重要性について理解した。
後半は、実際に各チームごとに議題のテーマを選び、議論から結論までのファシリテーションを行った。
同フォーラムは、女性活躍のテーマに絞り、学びと創造の場として平成27年度から開始。女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界づくりの一環として人材育成委員会が企画開催している。会員企業の枠を超え女性社員同士が一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考え、それを自社において広める側になれるよう養成している。令和2年度からコロナ禍という事で、Zoomにより開催している。オンラインということから意思疎通の促進のため、ビジネス用SNSを積極的な活用もしている。令和3年度もZoomにより、5回の開催を予定している。