日遊協 ボランティア隊が広島坂町地区で支援活動

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)の中国・四国支部(平本直樹支部長)の有志によるボランティア隊は7月25日、27日の両日、広島県安芸郡坂町の浜宮地区において復興支援活動を行い、有志のボランティア隊のべ16名が泥撤去作業などを実施した。

同坂町は、西日本豪雨で砂防ダムの決壊により、大規模な土砂災害に見舞われた地区であり、ボランティア隊は2手に分かれ、道路の側溝の泥すくい、家屋の床下の泥の掻き出し作業を行った。連日の40度近い酷暑の中での作業という事で、熱中症対策に最も注意を払い、10分作業をし、10分の休憩を繰り返していく作業となった。

側溝作業班は、住宅街の側溝1区画(15メートル程)の長さの溝のコンクリート蓋を1枚1枚外し、溝一杯に詰まった汚泥をスコップで取り除き、それを土嚢に詰めていった。家屋作業班は、住居床下に流れこんだ泥を救い出す作業。畳をめくり床下に入って、手桶やスコップでかき集め、バケツリレーで運び出し、土嚢に詰める作業を続けた。暑さそして湿気と汚泥からの異臭との闘いであり、ボランティア隊員は汗まみれ、泥まみれになりながら、声を掛け合い協力しながらの作業だったという。

参加者からは、「暑さが大変だった。濡らしたタオルやクーラーボックスを持参して何とか作業を全うした」「住民の生活が元通りになるまでにはまだ相当時間がかかると感じた。先が見えない、まだまだボランティア必要」など、声が聞かれた。

【ボランティア隊】
日程/7月25日、27日(午前10時〜15時までの約4時間)
参加会員企業/ジーピーエム6名、プローバ4名、エビスワーク3名、日遊協2名