日遊協 インバスケットテーマに「第3回女性活躍推進フォーラム」開催

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)の人材育成委員会は12月17日、令和2年度「第3回女性活躍推進フォーラム」を開催。本部会議室を拠点として会員企業など19社をオンラインでつなぎ、女性社員32人が参加した。

セミナーでは、講師としてエンビズ総研の立川美夏子氏により「インバスケット(未処理箱)思考〜究極の判断力を身につける」と題して、ビジネス・シミュレーションゲームを行った。制限された時間内に主人公の立場になりきり、お客様からのクレームや部下からの相談など、どの職場でも起こりうるような案件に見舞われ、アクシデントを処理する等、判断力を養った。今回は、オープン初日のたこ焼き屋の3号店のアルバイト店長の立場を想定。開店1時間前と迫る中、次々と起こる10のアクシデント(冷蔵庫の不具合、食材の品質が気になる、行列のクレームなど)をどう処理対応していくか、各グループで優先順位のつけ方を話し合い、チームワークづくりにも活かした。その他、第2回振り返り、各グループの仮テーマによるミニプレゼンなどを行った。

同フォーラムは、女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界人づくりの一環として人材育成委員会が企画開催している。会員企業の枠を超え、女性社員通しが一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考えテーマをまとめていく。今年度は初めてオンラインによる開催となり、コミュニケーションツールの習得含め、5回開催。2021年2月の5回目には、各グループでのプレゼンで総仕上げを予定している。