一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は9月16日、広報調査委員会が主催する「第5回広報担当者フォーラム」をオンライン開催し、会員各企業より広報業務を担う担当者ら30名余が参加した。
担当役員である福山裕治副会長は、本来は今年3月に開催する予定であったフォーラムだが、やっと開催できた事に関係者、参加者への謝意を述べた。その間に第7代会長として西村氏が就任した事。さらには、コロナ禍における業界へのネガティブキャンペーンがあった事など、業界のあり方がまさに問われている時と述べた。また、テーマであるSNSの発信力には大きなものがあり、多様な情報がある中で、広報担当者としてどう向き合っていくのかの問題意識を培って欲しいと開催意義を述べた。
講師として立った(株)エルテスの妹尾勇太氏(リスクコンサルティング部コンサルティングセールスグループ)は、「ウィズコロナにおけるSNS広報」と題して基調講演を行った。同社は、企業が抱えるデジタルリスクを予兆・検知・解決するソリューションを手掛ける会社で、コロナ禍で人々の働き方や人との関わり方が多様化する中において、SNSの影響力には見過ごせないものがり、企業においてもその対応とリスク管理の必要性を説いた。①ウィズコロナにおいて、デジタルコミュニケーションの量が増え、企業にとってのリスクは高まっている事②遊技関連事業業界においても不確かな情報が拡散し、風評被害や炎上を招くリスクは存在する事③リスク低減を図るため、SNSリスクを知る事や自社の状態をチェックする事が重要とした。
その後、参加者らは各グループに別れて、グループディスカッションをズーム上で行った。