日本ゲームカードとジョイコ 経営統合へ

遊技場プリペイドカード事業大手の日本ゲームカード(株)は(株)ジョイコシステムズとの株式移転による経営統合を投資家情報で発表を行った。平成23年4月1日を登記日に共同株式移転方式で持株会社を設立。両社がその子会社となる形で統合を行う。

日本ゲームカードは平成23年3月29日付けでジャスダックで上場廃止。持ち株会社があらためてジャスダックに上場する予定となっている。

NGC社のニュースリリースでは、ゲームカードは、第三者型発行型プリペイドカードシステム事業を通じて、これまで合併、経営統合をおこない、加盟店数は業界ナンバーワンの地位を維持している。一方のジョイコ社は、後発ではあるが、システム維持費用が比較的安価な自家発行型プリペイドカードシステム。コスト削減というホールニーズに機敏に応えていくため、両社の経営資源を集中させることが、お互いのシステムを補完する最善の策であるとの合意が導き出され、企業価値の最大化を目指す目的と説明。その効果として(1)ブランド力強化・マーケティング力強化による既存事業の強化(2)新たな需要の創造による事業成長機会の拡大(3)業務効率化とコストシナジー、を掲げる。12/10株式移転計画承認、12/10株式移転契約締結。2011年01/21両社臨時株主総会。両社は継続して協議を重ね、04月01日持株会社設立を目指していく。