日本遊技機工業組合(榎本善紀理事長)と日本電動式遊技機工業協同組合(兼次民喜理事長)は3月24日、「新6号機・スマート遊技機の見通しについて」発表した。次世代型遊技機スマート・パチンコ&パチスロの供給時期は世界的な半導体不足等の影響により、専用ユニット調達の遅れから、当初予定していた時期から4カ月程延びるとした。
4年前の規則改正以来、日工組と日電協はパチスロの遊技性の向上を目的として、「低ベース化」「有利区間ランプの廃止」「有利区間のゲーム数の延長」等、AT機の自主規制の見直しを図ってきた。更に2400枚規制の解釈基準がMYから差枚数へと変更、一連の見直しによりパチスロの遊技性が大幅に向上する見通しとなった。これらの新機能が搭載されたパチスロ(新6号機)は、本年5月末頃から有利区間4000ゲームの差枚数管理の機種、いわゆる4000ゲーム機が登場する予定とした。
有利区間ゲーム数の規制の無い差枚数管理機・スマートパチスロは、当初7月販売の予定から11月納品を目標に、またスマートパチンコは、2023年1月納品を目標とした。