(株)ユニバーサルエンターテインメント(本社/東京都江東区)が特別協賛する第43期「岡田美術館杯女流名人戦」は11月28日、最終一斉対局が東京・将棋会館で行われ、上田初美女流三段が7勝2敗と抜け出て、里見香奈女流名人への挑戦権を獲得。これにより、5番勝負の第1局は新春の1月15日、岡田美術館・開化亭(神奈川県箱根町)において開催する。
女流名人戦は、女流棋士の誕生とともにスタートした最も古い歴史と伝統のあるタイトル戦。前回の5番勝負において女流名人戦史上最多記録となる7連覇を達成した里見女流名人は、先ごろ女流王座を獲って、再び女流五冠となった。上田女流三段を挑戦者に迎え、前人未踏の女流名人8連覇、そして史上初の全6冠同時制覇にチャレンジする1年になるかを占う大事な一戦となる。
これを記念して1月14日前夜祭、対局当日は、大盤解説会が開催される予定。前夜祭及び大盤解説会の一般参加申し込みは後日発表される。