岐阜 組合設立50周年を祝う

岐阜県遊技業協同組合(大野春光理事長)は5月20日、岐阜グランドホテル(岐阜市長良河畔)において、協同組合創立50周年記念式典を開催した。

来賓の古田肇知事(岐阜県)、瀧澤裕昭本部長(岐阜県警)、原田實理事長(全日遊連)が祝辞。50周年記念事業として、県内IT産業の振興の一助として情報科学芸術大学院大学・国際情報科学芸術アカデミー(大垣市)にiPad(777万円相当)100台余を寄付。その他、社会貢献として岐阜県防犯協会300万円、暴力追放センター80万円、岐阜犯罪被害者支援センター20万円、岐阜県共助会10万円、あいぱち(ぱちんこ大会出前)、大垣市教育委員会(防犯ベル2000個)、北方支部(地元自治体に90万円)の拠出を報告。その後、舞の海秀平氏による記念講演会を開催した。

懇親会の場において、東日本大震災を配慮して開催を迷ったという大野理事長は「開催するにも、また中止するのも勇気が入ります。被災地支援の思いとして、岐阜の生んだパチンコの神様・正村竹一氏の末裔のひとりが嫁いだ酒造、仙台の銘酒・一ノ蔵を用意し支援の一助とした」と報告。深谷友尋会長(日遊協)の音頭で、一ノ蔵の杯を掲げた。野田聖子議員は夕刻からの懇親会に間に合い「浜岡原発の停止によって、中部地区の電力不足も懸念されている。そうした意味からもきれい事の自粛でなく、前向きな復興ができるよう、手を携え、協力していって欲しい」と遊技業界の役割に期待した。

写真(左側)は、大野理事長(左)と原田理事長、そして銘酒一ノ蔵。お祝いにかけつけた野田議員(写真右上)。記念して作られた50年史(写真右下)