山佐 渡波(石巻)で炊き出し支援

山佐(株)(本社/岡山県新見市)は7月16、17日、宮城県石巻市の渡波小学校避難所を訪問し、住民らに炊き出し支援を行った。

この活動に参加したのは、山佐をはじめ、山佐産業、岡山石油、ナイス商事、日成仙台の社員ら約30名。本社のある岡山県や、北海道などから参加した社員は、手際のよい分担で炊き出し作業に当たった。今回の支援活動の中心的役割を担った山佐(株)の吉国純生執行役員は、「震災から4カ月が経過し、被災された人達の心にも余裕が出始めればいいと思っていたが、現地を見ればそのような甘い状況ではないことがよくわかった。渡波小学校の避難所にはまだ160名以上の人々が集団生活を送っているようで、周辺には自宅避難している人も多い。皆さん家屋に大きなダメージを受けている中、頑張っている姿を見た時、何とかして笑顔を与えられたら、との思いからこの支援活動を実施することにした」と語るとともに、率先して作業を行い、住民たちと談笑するなど交流を深めていた。