北海道のホール経営企業・太陽グループの東原俊郎社長が理事長をつとめる「財団法人太陽北海道地域づくり財団」の平成24年度助成対象事業は、19事業23件に決定(助成金額合計1371万円)した。
活動12年目の助成事業募集には85件の応募があった。選考の際に特に注目されたのは、『増毛の民話の影絵紙芝居の制作と公演』(活動団体・増毛の民話伝承会)の活動。増毛の民話の発掘、整理、伝承活動などを目的として、増毛町に古くから伝わる民話・伝説を広く後世へ伝えていくため、民話の影絵紙芝居を制作し、町内外で公演を行っている。歴史と未来を担う子供たちへ、そして多くの道民へ増毛の民話を伝承してもらい、北海道の歴史的財産として残してもらえばとの期待を込めて、今回助成が決定した。
平成23年度・助成事業贈呈式は、2月10日に開催を予定している。