大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長)は10月9日より、「平成29年度 車上ねらい・ひったくり撲滅キャンペーン」を開始した。キャンペーンは大阪府内の各地域で行われる「全国地域安全運動」(毎年10月11日〜20日までの10日間)に併せ、組合で製作したひったくり防止カバーを地域住民に配布するという取り組み。組合では社会貢献活動の一環として毎年継続して行っており、12年目を迎えた今年は10月9日から20日の間、大阪府下の全8箇所にて実施する。
今年は平野区の地下鉄・出戸駅前広場で開催した安全安心フェスティバルキャンペーンからスタート。コミュニティプラザ平野において行われた「平野区民大会2017」では、ひったくり撲滅キャンペーン隊長のタージン氏は、「地域の皆様を守る為にまちのパチンコ・パチスロ屋さんが立ち上がり、防止カバーを用意して下さいました。この後、無料で皆様に配布させて頂きますので、自転車をお持ちになってご参加下さい」と防止カバーの必要性と横行している特殊詐欺への防犯意識を呼びかけた。
翌10日は、大阪市内東成区民センターにおいて1日警察署長の委嘱を受けたタージン隊長。大遊協東成支部の組合員と協力して、集まった人達にカバーを配布した。大遊協の「白クマ(キョウくん)」のカバーはすっかりお馴染みとなっており、色あせたカバーを新調する地域住民も多かった。
【キャンペーン日程】
9日/コミュニティプラザ平野(平野支部)
10日/東成区民センター(東成支部)
11日/関西スーパー(東淀川支部)
12日/万代スーパー(生野支部)
16日/福島駅前ロータリー(福島支部)・此花公園(此花支部)
19日/イズミヤ天下茶屋店(西成支部)
20日/キューズモール(阿倍野支部)
平野では地域安全パレードを行い、防犯意識を呼びかけた
防止カバーの説明するタージン隊長(左)と岡崎隊員
特殊詐欺犯をこらしめるタージン署長
組合員総出で防止カバー取り付けを行った