大阪遊協 大阪市に対し福祉車両贈呈

大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長)は3月18日、大阪市に対して福祉車両の贈呈式を行った。大阪市役所正面玄関前広場において行われた式典には、大遊協からは平川理事長はじめ、河本勝弘副理事長ら役員5名が出席。大阪市からは来賓に鍵田剛副市長が吉村洋文市長の代理として列席した。

寄贈に伴い挨拶に立った平川理事長は、「平成15年から200台を目標に大阪市や大阪府に福祉車両を寄贈させて頂いております。昨年度までに大阪市・府あわせて185台を寄贈させて頂いており、本年度は大阪市に8台、大阪府に7台の計15台を寄贈させて頂くことから、目標台数を達する事ができました」と述べ、善意の箱事業や未来っ子カーニバル、セルプ商品の販売促進といった大遊協の社会貢献事業を紹介。最後に、今年度で目標台数を達成した事から、来年度より新たな支援事業を行うべく現在検討を進めていると報告し、活動への理解と協力を求めた。

対して鍵田副市長は、大阪市へ通算96台となる車両の贈呈に対し謝辞を述べ、「組合員の皆様の社会福祉に対する熱意と尽力の賜物です。我々も誰もが住み慣れた地域において、自分らしく健康で安心して暮らし続けられるよう地域にあった多様な施策を行って参りたい。共に生き、共に支えあう地域づくりの支援を進めていきます」と来賓挨拶を行った。

レプリカキーが平川理事長より鍵田副市長に手渡された後、テープカットが行われた。式典終了後、寄贈施設への自動車取扱説明が行われ、それぞれの施設に引き取られていった。尚、福祉車両の評価額(8台)は約630万円。3月22日には大阪府庁において贈呈式が行われる。