大阪遊協 サポート詐欺等、防止。特製「ココアシガレット」を配布

大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長)は1月22日、JR&京阪電車の交差するターミナル・京橋駅前において「おかしな警告音・画面をお菓子『ココアシガレット』で撃退!!」『家族をサポート』キャンペーン」を実施した。

キャンペーンは、インターネット閲覧中に偽のセキュリティ警告等を表示し、金銭を騙し取ろうとする、いわゆる「サポート詐欺」が近年、多発しているところから、「サポート詐欺」被害に遭わないために、その対策として、防犯啓発菓子「ココアシガレット」等を配布する今回の取組み。

1951年に発売されロングセラーのお菓子「ココアシガレット」。大阪のオリオン(株)(大阪市淀川区)が製造し、2019年2月、シンガーソングライターのあいみょんさんが自身のSNSでココアシガレットを指に挟んだ写真を投稿したそうで、人気が再燃して、フィーバーな売れ行きを続けている。今回、その製品パッケージに「みやぶるぞうがサポート詐欺を警告」と印刷したものを、大阪府民安全対策課、都島署、大阪学生ボランティアネットワーク「みっくす」と大阪遊協が協働してキャンペーン配布活動を実施した。

通行する人からも、サポート詐欺や一連の特殊詐欺については注意しなければいけないとの関心が見受けられ、パンフレットにも興味を示していた。また、「ココアシガレット」を見て、70年以上の時を経て「なつかしー!!」とつぶやく人もいた。なお、協力した大阪学生ボランティアネットワーク「みっくす」は、平成22年7月に、警察庁モデル事業として、大阪府下の大学生を中心に防犯ボランティア団体「大阪学生ボランティアネットワーク『みっくす』」として結成されていたもので、防犯ボランティア活動を行っている。

ちなみに1月22日、23日は、いい夫婦(ふうふ・ふさい)の日であり、11月22日ほどではないが、入籍をする人が少ないことから最近選ぶ人が増えているようだ。

大阪府遊技業協同組合