大阪福祉防犯 平成25年度基金寄贈式開催

一般社団法人 大阪福祉防犯協会(高智茂会長)は5月23日、大阪市内にあるシティプラザ大阪において、平成25年度基金寄贈式を開催した。同協会は社会福祉・防犯に対する援助や応援などを目的に、平成15年にパチンコ企業が中心となって発足した団体。予期せぬ災害に遭った地域や国に対して迅速に救助の手を差し伸べ、多額の基金の贈呈などを中心に支援活動を行ってきた。

今回は10団体に対し750万円を寄贈。累計すると寄贈団体数は120団体となり金額では1億704万円、永年の目標でもあった基金総額1億円を達成した。高智会長は、「本年度も10団体に対して基金の寄贈を行う事ができました。これも会員の皆様の協力のお陰と感謝しております。今後も皆様の協力を得ながら12団体、13団体となって行くように着々と活動を進めて行きたいと思います」と語った。

式典では、高智会長より受贈先の代表者一人ひとりに目録が手渡された後、受贈先団体を代表して社会福祉法人大阪福祉事業財団すみれ乳児院の鳴川真弓院長が、「私が所属する乳児院では0歳から2歳までの子供が約50名生活しております。集団生活という事もあり感染症などが問題となっていましたが、今回皆様に支援して頂けた事で加湿器などを購入する事ができました。私共も皆様の支援に応えられるように頑張って行きたいと思います」と感謝の意を伝えた。