大阪府遊技業協同組合(段為梁理事長)は4月6日、大阪府庁を訪れ、橋下徹知事に「大阪府受入避難者支援基金」として5000万円を届けた。これは日本赤十字などへ多数寄せられている義援金は、被災地から避難してこられた方には使えないということがわかり、橋下知事が急ぎ、府独自の見舞金制度として発足した基金。3月22日に大阪府への福祉車両等の贈呈の際、その発足を知った大遊協。3月30日、東日本大震災の被災者への義援金1億円の拠出を組合理事会で決議した際、被災者支援として5000万円をこの基金に寄付することを決定。なお、残る5000万円については義援金として毎日新聞社(毎日新聞大阪社会事業団)に寄託した。
橋下知事は、「大阪に避難されてこられた方々がすぐにでも生活がスタートできるような支援見舞金が必要と呼びかけスタートしたが、こんなに早くタイムリーにご協力いただき有り難い。大遊協の団結と活動の早さに感謝している」と強く握手した。
なお同基金は、拠出で余った場合は、清算して日本赤十字等へ義援金として被災地に寄付する。写真は、橋下知事(左)に目録をわたす平川副理事長。