大阪府遊技業協同組合連合会青年部会(三枝和哉部会長)は23日、吹田市の弘済みらい園・のぞみ園を訪問、第23回未来っ子カーニバル(童国鴻実行委員長)として府内18施設への訪問を完走した。
これまでは、なみはやドームで開催していたが、今年は、新型インフルエンザを避けるため、いたずらに被害を広げるようなことになってはいけないと、一時は中止となっていた同イベント。「楽しみにしている子どもたちの期待に応えたい」「20年以上続けてきた灯を消すわけにはいかない」という青年部の思いが行動へとつながり、各施設の要望をアンケートして、今回は、要望のあった施設に出向いて、出前版で実現した。
青年部、松竹若手芸人有志、ボランティアが手分け協力して12月19、20、21、23日の4日間、各施設に訪問、子供たちとクリスマスイベントを共有した。その最終日となった「弘済みらい園・のぞみ園」は、施設側の快諾もあり、出張版の未来っ子カーニバルの模様が公開された。似顔絵、ネイルアート、マジック、ビンゴゲーム、科学教室、ボクシング教室、ダンス教室、大声コンテストなどのイベントを用意、子どもたちと約3時間、食事を含め要望のプログラムを準備して一緒に過ごした。
23日午前には板東英二氏、ボクシング教室は、「平成のKOキング」で鳴らした坂本 博之氏(元プロボクサー)が参加。童実行委員長は、「皆様のご支援ご協力によって、無事未来っ子が継続できました。各施設を訪問して、子どもたちの境遇にも身近に接することができ、これからの未来っ子の活動に参考にしていきたい」と、たくさんの笑顔に触れ合えたことに感謝した。