大遊協財団 平成25年度奨学金受給証書交付式

公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会(山田稔理事長)は4月15日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪において、「平成25年度奨学金受給証書交付式」を開催した。この奨学金制度は在阪かつ府下に在籍する留学生を対象とし、学部生に5万、院生に7万円を支給するというもので、平成3年の設立より今年で23年目を迎える。

今回、多数の新規受給希望者の中から、20人を選抜。継続受給者と併せて40名(男性16名、女性24名・9カ国)に受給証書を手渡した。受給証書を手渡した山田理事長は、受給者へのお祝いを述べた後、「本日は誠におめでとうございます。皆様は、沢山の奨学金受給希望者の中から選ばれて奨学金を受けることになりました。そのことに自信と誇りを持って学業に取り組んで欲しい」と語った。

続いて来賓として出席した、大阪府府民文化部都市魅力創造局の中村昌也国際課長が壇上に上がり、「皆様におかれましては、大阪での生活を通じて大阪のファンになって頂き、将来に渡って大阪と他国の架け橋となって活躍する事を大いに期待しています」と受給者へ思いを伝えた。そして、奨学生選考委員を代表して、大遊協の金森浩年副理事長が、「親元を離れ、他国から留学してきた皆様には、多くの苦労があるかと思いますが、どんどん勉強し、様々な友達を作って頂きたいと思います。そして、よき日本の理解者となって、今後の日本との国際交流の架け橋になってもらいたい」と語り、この他にも、自身の学生時代の想い出や苦労話等を交え祝辞とした。