大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長)は9月26日、大阪市中央区の大阪府庁本館正面玄関前広場において「青色防犯パトロール車輌贈呈式」を行った。
青色防犯パトロール車輌とは防犯意識向上や犯罪被害防止等を目的に、認可を受けた府(県)や市区町村が一般の車輌では装備することのできない回転灯を装備し、防犯パトロールを行うというもの。昨年に引き続き、2回目の寄贈式となる今回は、大阪府を通じて車輌8台が各市区町村贈られた。
式典には大遊協から平川理事長を始めとする執行部、善意の箱・社会貢献委員会の役員等13名が出席。大阪府からは松井一郎知事や大阪府警本部生活安全部府民安全対策課の内山直治課長らが列席した。贈呈に先立ち平川理事長は、青色防犯パトロール車輌は大遊協に加盟する組合員の協力を得て実施しているものだと述べ、「地域の自主防犯活動の一助となれば幸いです」と挨拶。大遊協ではこの他、児童養護施設の子供たちや交通災害遺族会の子供たちを招待した「未来っ子カーニバル」や、障がい者の人たちが製作している「セルプ商品の販売促進運動」など、様々な社会貢献活動を行っているとPRして、活動の理解と支援、協力を求めた。
続いて松井知事は、昨年寄贈した青色防犯パトロール車輌は各市区町村で大活躍し、刑法犯認知件数は減少傾向にあると報告。大阪府警、地域、そして大遊協の一つ一つの活動の積み重ねが結果となって出たと謝辞を述べた。「大阪府では2025年の万国博覧会に立候補しています。世界の国々から選ばれる為には、安心安全な街であるか否かは大きなポイントとなります。これからも皆様のご好意をしっかり結果として残して行きたい」と語った。その後、平川理事長よりレプリカキーが松井知事に手渡され、対して感謝状が贈られ後、テープカットに。最後に関係者でフォトセッションを行なった際には広報担当副知事の“もずやん”(大阪府マスコットキャラクター)も一緒になって写真におさまった。